英語学習、特にスピーキングでこんなお悩みはありませんか?
- 言いたいことはあるのに、適切な英単語がすぐに出てこない・・・
- 環境問題や社会問題について意見を求められると、固まってしまう・・・
- 英検二次試験の対策が、どうしてもうまく進まない・・・
実はこれらの悩み、「難しい日本語で考えすぎている」ことが原因かも
今回は、この問題を解決し、英語力をグッと伸ばす意外な方法として、私が長年続けている「子供新聞の購読」をご紹介します。
きっかけは英検1級の2次試験。「難しい日本語」からの脱却
「大人が子供新聞?」と驚かれるかもしれませんね。
私がこの方法にたどり着いたのは、英検1級の二次試験対策に追われていたとき
時事的な社会問題について、自分の考えを瞬時に英語で組み立てる必要があり、頭の中はパンク寸前
そんな時、ふと思ったのです。
「英語でうまくまとめられないのは、そもそも元になる日本語の考えが難しすぎるからじゃないか?」と
そこで発想を転換し、「まず、思考をシンプルにする訓練をしよう」と思い、手に取ったのが子供新聞でした。
子供新聞が英語学習に効く4つの理由

実際に購読してみると、英語学習に役立つ発見多数!
私が考える主なメリットは以下の4つです。
1. 超一流の記者が、驚くほど分かりやすく解説
子供新聞だからといって、内容が子どもだましなわけでは決してありません。
各新聞社のエース級の記者が、世界で起こっている重要なニュースを、小学生でも理解できるように丁寧に、かつ本質を突いて解説してくれます。
2. 英検の頻出テーマが満載!
「スマホ依存の功罪」「デジタル社会の未来」といった、英検の面接でよく問われるテーマ
子供新聞では、こうした話題がタイムリーに特集されています。
小中高生の座談会企画などもあり、例えば面接で「若い世代にはこういう意見もありますが、私はこう考えます」のように、多角的な視点を持って意見を述べる際に非常に役立ちます。
3. 「簡単な日本語」が「簡単な英語」に直結する
これが最大のメリット!
難しい日本語で考え始めると、無意識に難しい英単語を探してしまい、言葉に詰まる・・・
この負のループが、子供新聞を読むことで断ち切れます。
- 簡単な日本語で本質を理解する ↓
- 知っている簡単な英単語で表現できる!
シンプルな日本語で考えを整理できれば、それを英語に変換するハードルは一気に下がります。
何も難しい単語を並べる必要はありません。
大切なのは、簡単な単語でも分かりやすく相手に伝えること。
このスキルは、英検1級の面接でも十分に通用します。
4. 週1回だから、無理なく続けられる
多くの子供新聞は週1回発行
忙しい毎日でも情報過多にならず、負担にならないのも気に入っている点
私は小学生新聞と中高生新聞を時期によって切り替えたり、少しお休みしたりと、自分のライフスタイルに合わせて気楽に続けています。
どんな子供新聞があるの?
子供新聞は、ほとんどの大手新聞社から発行されています。
ご自身の馴染みのある新聞社から試してみるのも良いかもしれません。
「日本語の新聞はちょっと・・・」という方へ

いきなり日本語の子供新聞に抵抗がある場合は、ジャパンタイムズ社が英語学習者向けに発行している『The Japan Times Alpha』(旧・週刊ST)から始めてみるのも良いでしょう。
私も以前購読していましたが、英語の多読教材として非常に優れています。
まとめ:思考をシンプルに、英語をスムーズに
難しい言葉をたくさん知っていることと、分かりやすく伝えられることはイコールではありません。
これは日本語も英語も同じ
もしあなたが英語力の伸び悩みを感じているなら、一度、思考の元となる「日本語」から見直してみませんか。
簡単で的確な日本語は、簡単で的確な英語への一番の近道
思考がシンプルになれば、あなたの英語はもっとスムーズに口から出てくるはずです!
どちらの子供新聞も週1回のお届けです。